函館公園

今日は函館公園を楽しんだ。函館公園は1879年に開拓史函館仮博物場(旧函館博物館1号)が竣工してからのち函館県博物場第二博物場(旧函館博物館2号)、市立函館図書館が開設された。また1938年には北海道で最初の動物飼育施設が設置され、さらに1956年には遊戯施設「こどものくに」が開設され、まさに文化、教育、行楽の施設としての機能を果たしてきた歴史をもつ。また、開設当初の地形と自然を生かしつつ美しい景観を保っていて、「登録記念物」「日本の歴史公園100選」「北の造園遺産」に選定されている名園である。

おそらく日本のなかでももっとも小さな動物園のひとつではないだろうか、大きな動物は殆どいないが幼い子にとっては充分楽しめる小動物が微笑ましく、大人にとってもほっとさせる動物園である。

ヤギ
ヤギ
ヤクシカ
ヤクシカ
ウサギ
ウサギ
ミニホース
ミニホース
オオハクチョウ
オオハクチョウ
コハクチョウ
コハクチョウ
アヒルとアイガモ
アヒルとアイガモ
インドクジャク
インドクジャク
オオワシ
オオワシ
ハクトウワシ
ハクトウワシ

そんなに珍しくもない動物でも表情をじっくり観察すると、それぞれの感情が伝わってくるように思える。

「こどものくに」も日本でもおそらくもっとも小さな遊園地のひとつだと思えるほど可愛らしくこじんまりしている。それでも小さな子は母親に連れられて喜んで遊具に乗っていた。

こどものくに・飛行機
こどものくに・飛行機
こどものくに・観覧車
こどものくに・観覧車

この観覧車は日本最古の観覧車だとのことである。小さな観覧車、これもまた楽しい。

函館公園には人工の池があって、バイオトープとしても機能していて季節ごとの生態が観察できる。今日はちょうど亀を2、3匹観ることができた。亀は人の気配をするとすっと水面下に潜ってしまう。水面に浮かんだ一瞬を撮ることができた。

北海池(青銅の龍)の亀
北海池(青銅の龍)の亀

中央大噴水
函館公園の中央大噴水

夕暮れの噴水では気持ち良さそうに子どもたちが水遊びをしていた。

カフェ・想苑
カフェ「想苑」

函館公園に隣接して古くからあるカフェ「想苑」に立ち寄った。ここはいつもオーナー好みのジャズが流れていて公園を借景に飲む珈琲は格別である。客がいないのを幸いにオーナーとジャズや珈琲のことなどあれこれ雑談を愉しんできた。

2件のコメント

  1. 今は懐かしい静かな佇まいな公園である。この公園は市民の願望で作られたと聞いている。函館の豪商、渡辺熊四郎や市民の浄財、労力提供で当時としては近代的な洋風公園が出来た。北洋博覧会が開かれ函館公園最高の賑わいであった。昔ここに函館市立の図書館が有り、自分も中学時代勉強に通った処である。五十年前、半世紀前の思い出に浸らせてくれた今日のブログである。

    1. 函館公園を含めて青柳町、谷地頭町辺りは昔、遊興施設があったりで一大アミューズメントエリアでした。今は落ち着いた静かなところですね。

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