薄明光線

薄明光線
薄明光線

初日の出を見ようと思い津軽海峡が広がる海辺へ行った。残念ながら朝空に雲が立ち込めて日の出を見ることができなかった。

しかし、しばらくすると雲間からすぅっと薄明光線が鮮やかに漏れて汐首岬の方向を照らし始めた。今まで薄暗く黙然と佇む汐首岬がスポットライトを浴びて海のステージに躍々とした姿をあらわした。

4件のコメント

  1. 新年を迎えました。この頃は新年の感動を覚えるのが全くと言ってよいほど無くなってしまった。若いときは気持ちを新たにして今年は何かをしようかと胸をおどろらせて希望を持ったものだが、此処、四、五年前からその感情が無くなったのだ。大晦日の次が元旦、昨日の次が今日、このように積み重なって六十八年ーーーついに悟りの境地に入って来たかと思うこの頃である。

    1. 以下は啄木の「悲しき玩具」から引用。

      正月の四日になりて
      あの人の
      年に一度の葉書も来にけり

      世におこなひがたき事のみ考へる
      われの頭よ!
      今年もしかるか。

      人がみな
      同じ方角に向いて行く。
      それを横よりみてゐる心。

  2. 年が明けてはや五日経過してしまいました。年齢を重ねるとともに時間の経過が早くなってるな とか、四季の移り変わりも昔よりはっきりしないように感じてます。時々先人が残してくれた二十四節季や節句等の時期を見ながら季節を感じ、メリハリを持たせるようにして行くと少しは時間の経過を自覚しながら過ごせるかな、とも思ってます。時間はアッと言う間に進んで行きますね。時間の積み重ねも大事な事と思います。時間を大切にしなければ、と毎年の年頭には思うのですが・・・裕士           

    1. 今度ぜひ節句のことなど教えて下さい。きっと日本の行事の意味を知れば生活にメリハリがつきそうですね。

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