アートな街

函館が美しい街であることは内外とも高い評価を得ている。函館山から観る街の景色、元町周辺に遺る和洋折衷の街並み、五稜郭タワーから観る明快な五稜を形どる掘割りと豊かな緑地などなど、函館には美しい街を形成する多くの景観的財産があることは周知のことである。しかしそれだけではないと最近思うようになった。

散歩することが多い私は、日々歩いているうちに次第にアートな感じを覚えるのでる。上の画像はこれはと思われた民家の外壁や擁壁などをカメラに収めたものの一部である。なんの変哲もないそれらをアートとしてみると、コラージュ風、ポップアート風、アンサンブラージュ風といったように、とても面白い絵としてみることができるのではないだろうか。このような民家はごく普通に函館にある。つまり、函館はよく観るとアートな街なのである。このように思いながら散歩をするととても楽しくなるのである。

 

4件のコメント

  1. 今日は。写真、抽象画、ポスターのようにも見えました。面白い構図と感じました・
    函館は、中核都市の中で魅力度一位、幸福度最下位とのアンケート結果になりました。観光資源は豊富で訪れるには、魅力的な街なのでしょうが、暮らすには・・・。ギャップがありますね。若い人達が増えてくれれば活気ある街になるんでしょうけど。アートな街大切にしていきましょう。とりとめのないコメントになりました。スイマセン。次回も楽しみにしています。文章も上手ですね。

    1. たしかにそうですね、若い人たちがもっと函館に住むようになれば活気がでてもっと面白い街になりますね。でもつぶさにみていると頑張っている若い人たちも少しずつ出てきているように感じます。きっと函館だけでなく、地方都市共通の課題ですね。

  2. 裕士君のコメントもいつも見ています。 以前に剛君が函館に戻って来た時に函館の規模
    が丁度良く、暮らしやすいと言う様なことを 言っていたと思います。実は私も函館に戻った時に同じ思いをしていました。人口の規模ーーー1人ひとりの埋没されることのない主張ができるところ。文化、施設の面ーーー程よい歴史があり、市内どこでも歩いて気軽に利用できる施設。etc,
    又、飲んだ時に話しましょう。

    1. なるほど、そもそも函館はコンパクトシティだったんですよね。人が生活するのに丁度良いスケールです。でありながら色んな表情を持っているコンパクトシティ。知恵を働かせれば魅力的で個性的な街になる潜在力を秘めているように感じます。

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