母が帰天してちょうど一年が経った。曇り空から晴れ間となった今日、一周忌法要を済ませてほっとしたところである。
函館湾を望む墓地では新しい墓石を建てている作業も見える一方、永い間墓参の様子も伺えず荒れた姿で建っている墓石が少なくないように思える。
これからますます少子化が進む中で祖先供養や自分の死後の葬い方を真剣に考える人は多いのだろうと思う。さて私はどうすると自問してもはっきりと自答できていない自分に呆れる始末。そろそろ自答できる心構えだけでもしなければと思うばかり、ただただ毎日をウロチョロしている次第である。