初秋の見晴公園

今日は見晴公園へ行ってきた。まだ紅葉には早い様子だったが、静かな秋の訪れを感じる一日だった。見晴公園の中に香雪園という庭園がある。函館の素封家の岩船峯太郎がこの地に明治31年頃から風景式庭園を造り岩船家の別荘を建て、香雪園と名付けた。香雪園は平成3年に「旧岩船氏庭園(香雪園)」として国指定文化財名勝庭園となっている。市民には香雪園と言ったほうが馴染みがあるかもしれない。

薄黄緑に色づいた楓の大樹
薄黄緑に色づいた楓の木々
白樺の林から差す初秋の陽光
白樺の林から差す初秋の陽光
地面にはドングリや松ぼっくりなどが枯葉に混じって落ちていた
地面にはドングリや松ぼっくりなどが枯葉に混じって落ちていた
今年初めて見たトンボが暫く羽を休めていた
今年初めて見たトンボが羽を休めていた
小川の石の上で二羽の鴨がひと休み
小川の石の上で二羽の鴨がひと休み
森の学校の子どもたちの声が明るく響く
森の学校の子どもたちの声が明るく響く
110年前からここに建つ温室と管理人棟
110年前からここに建つ温室と管理人棟、豊かな緑の中に建つこの瀟洒な建物が美しい
今は使われていない美しい煉瓦積みの温室
今は使われていない温室の内部は味わいのある煉瓦積みになっている
風景式庭園に佇む園亭
苔むす風景式庭園に静かに佇む純和風の園亭
広場で遊ぶおじいさんと孫
広場で孫と散歩をする人

見晴公園は10月20日から夜間にライトアップで見事な紅葉を鑑賞できる。去年、その様子を「紅葉」という投稿で紹介しているのでご覧ください。

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