ちひろ美術館

今月2日から東京に来ている。今日は二人の孫と練馬区にあるちひろ美術館を訪ねた。

この美術館は安曇野ちひろ美術館と同様に建築家・内藤廣さんの設計による美術館で、決して華やかな美術館ではないが、人間の特に子どもたちの心身といわさきちひろの作品のタッチが自然と溶け合うように設計されている。全体の意匠も周辺に馴染むように抑制的でありながら建築的に高い品性を醸し出していてとても好印象を受ける。

「谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所」という催しをやっていて若い気鋭の建築家が、ちひろと谷川俊太郎の世界を体験できる会場構成を担当していて、孫たちがちひろと谷川俊太郎の創作に触れる体験ワークショップをとても楽しんでいた。

ちひろ美術館
アプローチから見るちひろ美術館
ちひろ美術館
ちひろ美術館の中庭
ちひろ美術館
ちひろ美術館の中庭
谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所
トラフ建築設計事務所が空間構成を担当した「子どものへや」、ちひろが描いた子どもの麦わら帽子をイメージしている。
谷川俊太郎×トラフ建築設計事務所
麦わら帽子をイメージした空間にはちひろの水彩のタッチによる紙のモビールがちひろの優しさを醸し出している。

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