救命講習会

ここ数年、大きな地震や異常気象による水害などが多発していることや、難病を患っている親族が近くに住んでいることなど緊急時になったらどうしたらいいか無意識ながらも不安感を抱いていた。

たまたま函館市地域交流まちづくりセンターで救命講習会があるという情報を得て、参加してみたいと思い立ち、今日体験をしてきた。

 

救命講習会
スタッフの皆さんによる救命講習会

主催は特定非営利活動法人の救命のリレー普及会で、倒れている人を見つけてから救急車が到着するまでの基本的な処置について順序だてて教えていただいた。

倒れている人に近づく前にその場所が救命する自分にとって安全かどうか確認をすること、安全を確認したら倒れている人に声掛けをして意識があるかどうかを確認し、周りに応援を呼び掛けて119番通報やAEDを探してくれるように頼む。そして自分は倒れている人の呼吸の有無を確認をし、呼吸が無いことが確認できたら胸骨圧迫をし続ける。AEDがきたら倒れている人の身体にパッドを装着してAEDを機能させながら胸骨圧迫をし続け、救急車が来たら救命処置を救命隊員と交替する。そこまでが自分の救命処置の基本的な範囲である。

周囲の呼びかけ、呼吸確認、胸骨圧迫、AED操作など、それぞれの処置の具体的なやり方を体験してとても参考になった。だがたった一回の体験をしたからといって実際にこのような場面に出会った時、正しい救命処置ができるとは思えない。継続してこのような講習会に参加して体験を重ねることが大切だと改めて感じた一日だった。

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