鹿部から大沼公園へ

昨日から今日にかけて東京の友人と函館の友人たちと鹿部を廻って一泊してから大沼公園を一周した。

函館市縄文文化センター
函館市縄文文化センターのパンフレット

昨日の午後から函館を出発し、83号線(函館南茅部線)を抜けて南茅部の国道278号線を左折、鹿部方面へ向かい、函館市縄文文化センターに着いた。南茅部、鹿部地域に初めて縄文人の暮らしが始まったのが約9,000年前で約91カ所の遺跡が発見されたという。そして出土された遺物は400万点にも及び、とくに国宝となった中空土偶は貴重なものである。これらの出土品が展示されているのが函館市縄文文化センターである。この施設内には縄文文化の世界を紹介する展示コーナー、縄文人の生活を様々な視点で詳説している展示コーナー、縄文の精神性が感じられる展示コーナー、そして体験学習室で構成されている。特に国宝「中空土偶」(今、実物は他市で展示されていてレプリカが展示されていた)は当時のものとは考えられないほど、とても品のある雰囲気を醸し出していて、一度ご覧になることをお薦めしたいほどであった。

函館市縄文文化センターのあと、宿泊先のホテル函館ひろめ荘へ向かった。

ホテル函館ひろめ荘
ホテル函館ひろめ荘:周辺はもうすっかり紅葉していた。宿泊は落ち着いた雰囲気のホテルで、硫黄泉と重曹泉の二種類の源泉掛け流しの大浴場と露天風呂は心身ともに気持ちの良い温泉だった。
ホテル函館ひろめ荘の夕食
ホテル函館ひろめ荘の夕食:地場の海の幸や山の幸が楽しめ、とても美味しい料理だった

部屋に戻り、久しぶりの友人たちと楽しく酒を交わしながら心ゆくまで語り合って鹿部の秋の夜を過ごした。

朝になり、朝食バイキングを食べたあと、しかべ間欠泉公園へ向かった。間欠泉は一定の周期で地中から噴出する温泉水で、約10分間隔で約15メートル以上も吹き上がり、それはとても迫力があって見応えのある間欠泉だった。

しかべ間欠泉公園
しかべ間欠泉公園:ここは道の駅の機能も併設した施設だった
間欠泉の噴出
約15メートルもの高さまで噴出する間欠泉はとても迫力がある

そして、しかべ間欠泉公園に面している国道278号線から道道43号線(大沼公園鹿部線)に入ると悠然と駒ヶ岳が現れる。

駒ヶ岳の雄姿
駒ヶ岳の雄姿:大沼公園から見るのとは逆に見える駒ヶ岳も美しく素晴らしい

道道43号線(大沼公園鹿部線)をさらに進み、高校の友人がご家族で経営する山川牧場へ向かった。

山川牧場
山川牧場:牧場内に酪農品を販売している施設があり、ジャージー牛の濃厚な牛乳がとても美味しかった
山川牧場の牛舎
山川牧場の牛舎:ジャージー牛の表情が愛らしい

山川牧場から、大沼公園へ向かい、大沼を一周した。大沼公園一帯はもうすっかり深い紅葉に包まれていた。

大沼公園
大沼公園

大沼公園から国道5号線へ、昨年3月にオープンした道の駅なないろ・ななえに寄った。近くに男爵ラウンジという施設もでき、この周辺は人気のスポットとなっている。

道の駅なないろ・ななえ
道の駅なないろ・ななえ

道の駅なないろ・ななえ近くのラーメン店に寄ってお腹を満たしてから函館に向かった。昨日、今日と、本当に楽しく忘れることができない友人たちとの一泊旅行であった。友人たちに感謝したい気持ちでいっぱいである。

 

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