秋の大沼公園を歩く 2020年10月27日 / コメントする 大沼公園の紅葉が美しいだろうと思い行ってきた。天気に恵まれ、国内からの観光客が少しずつ増えているように思うものの、静かに紅葉を愉しむことができた。 大沼公園は深い紅葉になっていた 紅葉が映る水面を気持ち良さそうに泳ぐ鴨たち 爽やかで静かな散策路 鮮やかな表情をみせる紅葉 燃えるような真紅の葉が美しい 水上レストランで食事を愉しむ人たち。公園内にあるレストランが水上レストランのサービスをしている。 カヤックで水上クルーズを愉しむ人たち。近くまで寄ってきたのでお話を伺うと、ご自分たちの手作り木製カヤックとのこと、自然の景観に融け合っているように思えた。 仲良く水面を泳いでいるのはアオサギだろうか。 駒ヶ岳裾野へ向かって湖畔道路を歩く。横津岳裾野に広がる牧草地が綺麗だ。大沼公園は1640年に駒ヶ岳の噴火で川が溶岩で堰き止められて沼ができ、1958年に北海道で最初に国定公園に指定され、2012年にラムサール条約湿地に登録されたという。オオタカ、クマゲラなどの鳥類、キタキツネ、エゾリスなどの野生動物、冬にはオオワシ、白鳥などの渡り鳥、豊かな森など自然がもたらす美しい風景と環境を大切にしたいものだ。 白鳥セバットという場所から静かな小沼をみる。冬の時期になると、この場所には多くの白鳥や水鳥が集まって羽を休める。 白鳥セバットから更に湖畔道路を歩いてみると湖畔道路沿いに瀟洒な赤い壁のカフェがあった。ちょうど店を開けるところだったのでひと休みすることにした。 その店はシャルル・ド・ミルというカフェで、レアチーズケーキと珈琲を注文した。レアチーズケーキのブルーベリージャムとチーズの風味、そして挽き立てのコスタリカ・コーラルマウンテンの香りとコクがとても美味しかった。 この店にはガラス張りのテラスがある。薪ストーブもしつらえていて、紅葉の景色に包まれて雰囲気のあるテラスだった。感じの良いオーナーご夫婦から、湖畔道路をもう少し歩くと大沼国際セミナーハウスのある森林公園の紅葉も綺麗ですと教わり、オーナーのご主人が拘って選んだ珈琲豆も買って店を出た。 シャルル・ド・ミルから歩いて5,6分で大沼国際セミナーハウスに着いた。セミナーハウス前の青々した芝生と森林公園の紅葉した木々のコントラストがとても美しい、敢えて低く抑えられたセミナーハウスの周囲の自然を生かした設計による効果だと思う。このセミナーハウスでは様々な会議やイベントが開催されるらしい。 森林公園内にある杉風館(さんぷうかん)というログハウス風の休憩施設でひと休み。 杉風館から眺める紅葉がとても美しい。 森林公園からは青空を突くような駒ヶ岳の頂きが見えた。 今日は、紅葉に包まれた湖畔道路沿いに駒ヶ岳裾野あたりを歩いてみた。この辺は以前に車で通ったことがあるが、歩いてみると違った景色を愉しむことができとてもいい散策だった。 ※過去にも大沼について下記の投稿しています。 大沼の秋 大沼公園の紅葉 錦秋の大沼公園