今日は函館ドック周辺を歩いていたらたまたま貨物船の進水式があるということで見学することができた。
函館ドックの北側にある岸壁から駒ヶ岳の勇姿をくっきり観ることができた。
函館ドックの西側は函館湾が広がっていて大きな台風のときには高潮が打ち寄せる。高く厚いコンクリートの防潮堤が立ち延びて高潮から函館ドックを護ってくれている。
今日の新造船は第1号ドックから進水した。進水式前まで明らかにされていなかった船名はENISHI、船籍はパナマ共和国、全長180M、幅30M、航海速力約14ノット、船重量約21,550トン、載貨重量約34,000トンの貨物船である。この貨物船は比較的浅い喫水10M未満であらゆる港に寄港でき、低燃費で経済性と環境に配慮した優れた性能を持っているという。造船業も自動車産業に劣らないくらい技術の向上が進んでいるらしい。
今日はこのような進水式を見学できて本当に幸運で勉強にもなった。