近所を散歩していると道端に白詰草と赤詰草が咲いていた。
白詰草も赤詰草もマメ科トリフォルム属の花だが、よく観ると白詰草は花と葉が小さめで花が葉とは別の茎から咲いている。一方、赤詰草は花と葉がやや大きめでその葉の上に花が咲いている。なるほど子どもの頃女の子が白詰草を綯(な)って花輪を作って遊んでいた理由がいまわかったが、改めて観ると赤詰草で花と葉を混ぜて花輪を作っても綺麗かもしれない とも思った。そうそう赤詰草の蜜を吸って遊んだことも思い出す。
基本的に赤詰草は三つ葉で白詰草は三つ葉、四つ葉であるが、白詰草の花言葉は三つ葉、四つ葉それぞれにあるだけでなく1枚から10枚にもそれぞれ花言葉があるそうである。
白詰草も赤詰草も決して派手さはないけれど観ているとなんとなくほっとする。