今年6月から弓道教室に通い始めて先週で丁度6ヶ月が経った。射法八節の基本を身につけ、射位に立って28メートル先の的に向けて矢を射てるようになるまでの基礎的な演習が一応終わることになる。しかし、射法八節をきちんと身につけて射つことの難しさをつくづく感じる。
いままで何度か的面に矢が中ることはあっても偶発感は免れない。もっともっと教えを乞うことは多く、弓道教室を延長申込みをすることにした。できればいずれ級位を取りたいとも思う。今日から新たな気持ちで道場に通った。道場の的前の建具を開けると道場内に冬の苛辣な冷気が入り込み身が引き締まる。
・・・道場の帰りに公園で雀たちが何かを啄ばんでいた。雪の中に顔を埋めて啄む雀たちの愛らしさに道場で張りつめた気持ちが和らいだ。