戊辰戦争終結から150年

戊辰戦争(1868~1869)の終結から今年で150周年を迎えた。旧幕府軍と新政府軍の最後の戦いの場は函館の五稜郭で、箱館戦争もしくは五稜郭の闘いと呼ばれている。函館には旧幕府軍の戦死者約800名を弔っている碧血碑が函館八幡宮近くにあり、新政府軍の戦死者のうち約60名を弔う墓が函館護国神社境内にある。

旧幕府軍の戦死者を弔う碧血碑
旧幕府軍の戦死者を弔う碧血碑
新政府軍の戦死者を弔う墓
新政府軍の戦死者を弔う墓

今、函館では戊辰戦争終結150周年を記念して様々な催しが行われているが、これらの石碑や墓をみると、開港都市函館の歴史には幕府の体制を護ろうとする人々と天皇を中心とした体制を創ろうとした人々との凄絶な闘いがあり多くの人々が命を落としたという事実があったことをあらためて感じる。

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