旧イギリス領事館のバラ園

 

旧イギリス領事館
旧イギリス領事館

今日は兄が他界して8年目の日、船見町にある墓に手を合わせてから元町を少し歩いた。土曜日で天気もまずまず、元町は観光客だけでなく函館に住む人たちも結構多かった。それは旧イギリス領事館のバラ園がお目当て、私もバラを楽しんだ。バラの魅力はカラフルな色彩と甘い香り、この時期が盛りである。

旧イギリス領事館は函館が日本最初の貿易港として開港した1859年、弥生小学校近くの称名寺の一室を借りて執務をしてフランス領事も兼ねていたという。その後1863年に現在のハリストス正教会の西隣に領事館を新築したが幾度かの火災にあってのち1913年に現在の領事館が竣工、1934年までイギリス領事館として使用されていた。閉鎖後、1940年に市が買収して市立病院の看護婦寄宿舎「花蔭寮(1963年に「清純寮」に変更)」として使用されていた。その後1992年から今の開港記念ホール、開港の歴史を伝える展示室、レストラン、喫茶室などを設け一般公開されている。こじんまりした瀟洒な建物で私の好きな建物のひとつである。

 

2件のコメント

  1. 今晩は。お兄さんが他界して8年、様々な思い出が甦って来てると思います。毎日の暮らしの中では思い出さないけど、節目、節目でフッと懐かしく思い出したり、今いたらもっと話したかったんだよな〜 とか思ったり・・・私も他界した身内、親しい人達と今会って話したら当時と違った目線で色んな話で来たかな?なんて思ったりしてます。話変わって・・・「イギリス領事館」いいですね。バラの薫り、花の雰囲気、花びらの持つ豪華さetc、手入れも行き届いてリッチな気持ちにしてくれる庭園と思います。庭園を見ながら、イギリス風のテイタイムもいいですよ。庭で紅茶のんで、クッキー食べて、売店の小物見て過ごした時もありました。紅茶、クッキーなんてイメージ僕にはないでしょうね。紅茶、クッキーしました。領事館の歴史わかりました。ありがとう。函館はいいね。裕士

    1. 兄のことに触れて頂いてありがとうございます。人は必ず生を終える時を迎えるということはつまり如何に生きるかと同義なのでしょうね。

      裕士君と旧イギリス領事館の紅茶&クッキー、イメージピッタリですよ。^_^

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